№1752 2007年4月17日
特定非営利活動法人ICAS代表 望月純夫さん「日本の投資クラブの現状」
1996年11月、当時の橋本首相は金融分野全般にわたる規制緩和策『我が国金融システムの改革』を2011年までに実施するように蔵相と法相に指示し、その中で会計制度も国際標準化を図るべきとしました。当時『フリー、フェアー、グローバル』という言葉が持て囃されました。その後次々と改革も進み、株式手数料の自由化、証券業が登録制へ移行、銀行や郵便局での投資信託販売、東証マザーズ・ヘラクレス等の新興市場取引所開設、郵政の民営化、BIS規制、401K(確定拠出型年金)の導入、三角合併(2007年5月)、国際会計基準、有価証券の電子化(2009年)、郵政株式会社の上場(2010年)等々が決まりました。『投資クラブ』の実質な解禁は1997年2月ですから、時代の流れの中で認められたものと言えます。
投資クラブは、1995年11月に日経新聞から出版された『ビアーズタウンのおばあちゃんたちの株式投資大作戦』によって、日本に紹介されました。当時は、『投資クラブ』の設立は『仕手株集団』の拡大につながり、健全な投資家の育成にはそぐわないものと言われ、当時私が勤めていた新日本証券でも私が直接に設立・運営に関与した投資クラブ以外は認めない方針で、2クラブの口座開設で終わりました。その内の一つが慶応大学のOBで設立した『BRBロンバート投資クラブ』で、クラブ名は日本の投資クラブの一号として相応しい名前として、ロンドンの金融街であるロンバートストリートから取りました。
当時、積極的に設立・運営の支援をした証券会社は、唯一大和証券でした。その後、インターネットでの取引が拡大する中、ネット証券で口座開設する必要性を感じ、2000年4月に業務開始予定のジェット証券(会長が慶応大学大学院ビジネススクールの国領教授)に投資クラブの口座開設の依頼をしました。その口座開設一号が『東京3Eクラブ』です。『3E』は、投資クラブの運営にもっとも必要な精神を象徴しています。一つ目の『E』は、『EDUCATION(学ぶ)』、二つ目の『E』は『ENJOYMENT(楽しむ)』、三つ目の『E』は『ENRICHMENT(殖やす)』です。大事な点は、この順番にあります。投資クラブは、あくまでも、仲間と一緒に株式投資を通じて政治・経済を学びことにあります。一攫千金の投資をしなければ、自ずと良い成果に恵まれます。『東京3Eクラブ』は、2000年4月の日経平均20,000円以上の時にスタートし、03年4月の安値7,607円(下落率62%)を経験したことで、仲間との連帯意識は高まりました。同じ頃スタートした『ゴールデンメンバーズクラブ(GMC)』は2002年11月に、ニューヨークタイムズに紹介されました。もっとも厳しい冬の時代のことでした。このクラブは、投資資金が回収できたところで解散となりましたが、参加者の半数は別の投資クラブのリーダーとして活躍しています。『継続は成功の母』とも言います。
『東京3Eクラブ』は、クラブのメンバーとの交流も盛んで、ゴルフの分科会や、投資クラブ終了後の懇親会、年に一度の海外旅行、忘年会(交詢社等にて)を行っています。上海、台湾、ベトナム等の旅行には、普段なかなかクラブの例会に参加できない方も出席するなど、話題が尽きないクラブです。また平均年齢が65歳以上の『あすも投資クラブ』も、元気なシニアを代表するクラブです。2007年3月に、投資クラブの仲間5人が出資して資本金2000万円の人材派遣・紹介の会社を設立しました。会社名は『株式会社あすもパワー』です。投資で設けた利益を旅行、株式に再投資をするのは一般的な方法ですが、実業をすることで、更に利益を生み、社会に還元できるかに挑戦しようという新しい試みです。これも、多分日本の第一号となるのではないかと思っています。最後に、日本人はリスクという言葉に過剰に反応しているように思えます。そもそも『リスク』とは、ラテン語で『勇気を持って決断する』ことです。投資に関して言えば、リスクは計算が可能です。リスクは確率論の中で軽減も出来ます。投資に関しては『しないリスク』と『するリスク』を考えると、『しないリスク』の方が高いように思えます。食べ物に例えると『食わず嫌い』に過ぎません。私が一番好きな相場の格言は、『人の裏に道あり花の山』です。
会務報告 寺島さん
・六本木RCの会員で、私どもも以前移動例会を行ったことがある赤坂の『料亭浅田』の浅田さんが4月23日(月)15:30~行われます『環境シンポジウム』のPRに先日お見えになりました。平日の日中なので出席者が少ないということで再度PRして欲しいと連絡がありました。この日会長、幹事は次年度のグループ協議会と重なり出席することができません。もし出られそうな方は事務局の方へ連絡をお願い致します。
・『心の東京革命』へ以前より寄付をさせて頂いておりますが、『小学生の作品集』という冊子が来ています。お回し致しますのでご覧下さい。
・そろそろ次年度の細かい人事が決まって来ています。次年度会長の飯島さんから直々個別にお願いに上がると思いますので快くお引受いただければと思っています。
委員会報告
親睦活動委員長 五来さん
今月の最終例会ですが、創立記念を兼ねて行いたいと思います。この日に限り飲み物をフリードリンクにさせていただきたいと思います。ただニコニコも受け付けておりますのでたくさんお飲みになりそうな方は宜しくお願い致します。
ニコニコBOX
吉田さん:誕生祝いをいただき有難うございます。73才になりました。先日の花見、家内と共に楽しみました。
鈴木さん:①結婚記念日のきれいな花々有り難うございました。40数年大過なくすぎて改めて感無量です。②花見懇親会楽しく過しました。③小林先生お世話になりました。
安藤さん:飯島さん、地下の秘密クラブにご招待いただきましてありがとうございました。またよらせて下さい。
石井さん:第6回目の日韓ジュニア選手杯(NHK4月2日放送)終了、日本が初めて男子が1勝しました。女子は全敗です。但し女子の個人優勝は昨年に続き今年も森田さん(京都)が勝てました。今年6月世界大会が日本で行なわれます。
梅本さん:飯島さん、観桜会のあと、素敵なお店で美味しいお酒ごちそうさまでした。
五来さん:今日もここは桜満開ですが、先週のル・ジャルダンの夜間例会も満開の花見となりました。皆様のお心掛けのお蔭と感謝致します。
松生さん:次男が歯科医師国家試験に合格しました。これで親の責任から開放されたとホッとしています。
合計 38,000円
累計 716,000円
出席報告
会員18名 スピーカー1名
本日のプログラム 4月17日
会員 安藤一夫さん「入れ歯の形」
それでこそロータリー
結婚記念日 飯島さん(4/11)
石綿さん(4/14)
夫人誕生日 石綿令夫人(4/16)
4月24日のプログラム
夜間例会 PM6:00~ ル・グラン・コントワー
※4月24日の夜間例会は創立記念日のお祝いとしてフリードリンクとさせていただきます。是非ご出席下さい!!
5月1日 休会(創立記念日)
5月8日のプログラム
卓話者未定
